港区医師会会長
赤枝 恒雄

みなさんこんにちは。私は東京都港区医師会の会長、赤枝恒雄です。よろしくお願いいたします。

小泉改革は壊してはいけないものまで壊してしまい、その修復に多額のお金や労力が必要になってきました。
財政ありきで、「聖域なき改革」という言葉が国民の多くの賛同を得ました。単純に、「社会保障費を毎年2,200億円削減する」という言葉は皆様もお聞きになったと思いますが、小泉改革は現場の医療にたずさわる人達の意見を全く無視して、経済財政諮問会議とか閣議決定だけで医療制度を決めてきました。その結果はご存知の通り医療崩壊がおこりました。受けたい医療が受けられない厳しい環境になってきました。

私たち東京都港区医師会では、この厳しい医療環境の中でも、人と人とのつながりを密にし、弱い人を健康な人が見守るという人間共生社会の基本に立ちもどれば、みんなが安心して暮らせる社会にしてゆくことができると信じています。

今、東京都港区医師会では、切れ目のない地域医療連携体制を構築するために、町会の皆様をはじめ多職種の方々との連携を、行政のタテ糸にたいして、ヨコ糸として弱者見守りのネットにしようと思っています。

そして我々東京都港区医師会が、地域医療包括支援センターを中心とした地域ケアのコーディネーターとして、切れ目のない医療につなげていきます。
大病院と同じ内容の医療が開業医でも受けられるように、病気ごとの地域医療連携パスというシステムも進めています。

港区にお住まいになった方々には、港区に住んでよかったと思っていただけるような身近で安心できる医療を東京都港区医師会会員は心がけて参ります。

今、皆様に絶賛され、感謝のお便りが絶えない、我々が作ったフリーペーパー、医療機関情報誌「みんなと医療BOOK」(東京都港区版)は、お近くの医療機関や港区役所、保健所に配布してありますので、各自1冊ずつお持ちになることをお勧めいたします。
東京都港区医師会は、いつも皆様のおそばにおります。

2009.7.23